2011年6月1日9:00
米クレジットカード保有者が、残高を完済するのにかかる年数を調査した結果が発表された。調査したのはAuriemmaコンサルティング。
調査によると、1年以内に完済する予定と回答した人は35%だった。それ以上かかる人は残り3分の2もいた。
1年から3年かかる人は28%、4年以上は10%、完済したことがない人は18%、わからないと回答した人は9%いた。
なぜリボルビングを使うのだろうか。カードに残高をもつのが簡単だからと回答した人は32%だった。無担保ローンのように、簡単に借金できるというのが一番の理由だ。
ついで金利が低いからが30%、ほかの金融商品を探したことがないが21%だった。残高移行を考えている人は6%、その他が11%だった。
FRBの統計によると金融危機以降減りつづけていたリボルビング残高が2011年3月に増えた。不良債権の山とならなければいいのだが。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。