2011年9月23日9:00
という予測をしたのはLexisNexis。調査によると、不正率と不正件数は減少している。
しかし、不正取引を処理するコストは前年より高くなっている。これは不正内容が以前に比べて厳しくなっていることを示しているという。
つまり、不正が高度化しているのだ。Eコマースが国際的になり、さらにモバイルコマースに発展するにしたがい、不正が増える可能性が高い。そう考えている。
100ドルの不正取引に対し、オンラインショップがかけているコストは230ドルになることがわかった。
2011年にはゲーム系で超大型のハッキングがあった。企業は情報漏洩に人も時間もコストもかけている。が、ハッカーの進化スピードのほうが速い。
スマートフォンが普及すれば、Mコマース市場は確実に拡大する。十分なセキュリティ対策が必要だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。