2024年10月10日7:50
北大阪急行電鉄、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、ジェーシービー(JCB)、QUADRACは、2025年3月(予定)に、 北大阪急行電鉄の全駅(箕面萱野・箕面船場阪大前・千里中央・桃山台・緑地公園)で三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit(ステラ トランジット)」を活用したタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォンなどによる鉄道乗車サービスを開始すると発表した。そのほか、QRコードを活用した乗車券のサービスを2025年3月に導入する予定だ。
クレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による乗車では、ICカードへのチャージが不要となり、利用者が手持ちのタッチ決済対応のカードまたは同カードが設定されたスマートフォン等を新たに自動改札機に設置する専用リーダにタッチすることで改札を通過できる。
通勤や通学、買い物などで日常的に利用する人に加えて、2025年に開催される大阪・関西万博では多くの訪日外国人の方の利用が見込まれる。こうした幅広い利用者に、より便利で快適な鉄道サービスを提供していきたいとした。
利用できる決済ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯(ぎんれん)となり、Mastercardについては、今後追加予定だ。
各社の役割として、北大阪急行電鉄が鉄道の運行、タッチ決済対応設備の整備、タッチ決済を活用した企画の実施、三井住友カードがキャッシュレス決済の導入支援、“stera transit”プラットフォームの提供、VisaがVisaのタッチ決済に関するソリューションの提供、認知プロモーションの実施、JCBがキャッシュレス決済の導入支援、JCBおよびAmerican Express、Diners Club、Discoverのタッチ決済に関するソリューションの提供、認知プロモーションの実施、QUADRACが交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム“Q-move”の提供となる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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