2024年12月4日9:00
日本航空(JAL)、ジャルカード、NTTドコモは、JALおよびドコモが保有するデータから、ドコモが日本電信電話の協力を得て開発した「秘匿クロス統計技術」を用いた新たな調査手法により、各空港から道東の各エリアへの訪問傾向を統計的に明らかにした。今回得られた知見をもとに、道東エリアの人流創出をめざした施策を実施し、地域活性化につなげるという。
JAL、JALカード、HAC、ドコモが2023年8月より実施した北海道内の移動ニーズを把握する実証実験において、JALおよびドコモのデータから「秘匿クロス統計技術」を用いて得られた航空機利用後の利用者の移動状況に関する人口統計情報により、空港から先の人々の訪問傾向が分かり、利用空港と訪問エリアの関係性を把握することができたそうだ。また、複数空港の訪問エリアを重ね合わせることで、さらなる人流創出につながる可能性があるエリアを発見した。現在、複数エリアをまたぐ移動を促す施策を実施しており、引き続き実証実験を行う中で、さらなる知見の獲得や人流創出の効果をJAL・ドコモのデータを用いて検証する。
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