2024年12月5日7:20
オリエントコーポレーション(オリコ)は、東京都千代田区と双方が持つ資源を有効活用した活動を通じて、千代田区と事業者の連携による高齢者に対する生活支援等サービスの実施に関する連携協定を2024年12月10日に締結すると発表した。
千代田区は、単身高齢者世帯、夫婦のみ高齢者世帯が7割という大都市ならではの特徴があり、今後ますます増加が予想される高齢者を、地域でどのように支えていくかが今後の重要な課題となっている。安全かつ安心していつまでも住み続けられるまちをめざし、その取り組みの1つとして、官民連携による高齢者の日常生活支援を推進するため、「ちよだアクティブシニア塾」を発足する。「ちよだアクティブシニア塾」は、区内企業が多数参加し、地域貢献活動として、民間企業の講師を地域の高齢者団体等に派遣する出張講座(無償)の体系であり、オリコも協力企業として参加する。
オリコは2000年に本社の社屋を千代田区に移転した。2017年10月には千代田区と「大規模災害時の帰宅困難者等受入に関する協定」を締結している。災害時の支援に加え、同協定を通じて、オリコグループが持つノウハウやサービスなどを活用し、千代田区が直面する課題の解決に貢献する方針だ。
同協定では、千代田区在住の高齢者が住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けられる地域社会の実現を目指して、千代田区及びオリコが連携して、生活支援等サービスを実施することで、高齢者を支える地域づくり及び地域包括ケアのさらなる推進を図ることが目的となる。
連携・協働事項として、介護予防活動の支援に寄与するサービス、emotivEとのフレイル予防に関する共同セミナー、オリコのアスリート社員によるエクササイズ講座を挙げている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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