2025年5月23日8:50
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、2025年5月15日に、2025年9月期第2四半期の決算説明会を開催した。上期はオンライン決済が牽引し、売上収益・営業利益ともに計画を上回る進捗となった。同社では環境変化に耐性のある事業構造を強化するという。
GMO-PGのオンライン決済が好調
市場全体の成長を上回る伸び
GMO-PGの売り上げ収益は407億で+12.9%、売上総利益は275億で+18.4%、営業利益は153億で+21%の成長となった。売り上げはGMOフィナンシャルゲート(GMO-FG)の決済端末が谷間などでイニシャル17.1%減など大きな影響を受けた中、GMO-PGのオンライン決済が好調でカバーした。
GMO-PGは、物販ECに加え、BaaS支援、海外展開における金融関連事業(マネーサービスビジネス)などが伸び、営業利益も好調に推移した。大手や中堅顧客が堅調に伸び、顧客1社あたりの売り上げ増も貢献した。オンライン決済や物販も市場平均を上回る成長を見せているという。
1年前はGMO-FGの端末がJTBとの提携で好調だったが、GMO-PGのオンライン決済が苦戦していたが、今年は逆の形となっている。代表取締役社長 相浦 一成氏は「事業ポートフォリオが形成されて、うまく支えあっている」と評価する。
なお、オンライン決済は16万3,064店舗(+6.3%)、対面決済は41万1,163ID(+19.3%)、決済処理は約17.9億件(+15.6%)、決済処理は約3.2兆円(+7.0%)となっている。
GMOイプシロン(GMO-EP)の売り上げ収益はfincode byGMOの成長などで前年同期比15.4%の成長を見せており、みずほ銀行との提携でさらに成長を加速させる。経営には現場のエースを投入しており、自走式の組織を目指しているという。後払いを提供するGMOペイメントサービス(GMO-PS)は、新規顧客開拓も含めて、組織を見直し、営業体制を強化している。
後払いはリーディングカンパニーを射程に
大手金融連携加速の中GMO-PGのスタンスは?
このコンテンツは会員限定(有料)となっております。
詳細はこちらのページからご覧下さい。
すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。