2025年7月29日12:26
GOは、全国36都道府県7万1,000台のタクシー車両に搭載されている後部座席タブレットの後継機として、より視認性・操作性が向上しスムーズな決済を実現する次世代端末を独自開発したと発表した。今夏より本格導入を進め、GOの後部座席タブレットを同モデルに統一予定だという。
タクシーは自家用車に比べ走行距離が7倍ほど長く、季節により高温から低温まで多様な環境下で長時間稼働する。このため、通常の店舗に設置される決済端末などと比較し、車載端末には極めて高い堅牢性と耐久性が求められるそうだ。同社ではドライブレコーダーやタブレット端末などの車載端末を自社開発しており、乗客向けの後部座席タブレットは2016年より開発を行っている。
新たに展開する次世代端末は、従来前面にあった決済機の物理ボタンを廃止し、全面ディスプレイ化を実現した。画面サイズが10インチから13インチに拡大したことで、決済画面の視認性と操作性が格段に向上したという。さらに、乗務員端末との連携により通信が安定し、よりスムーズな決済が可能だ。加えて、デュアルSIM搭載により通信障害発生時にも対策を講じている。
SPoC技術活用の決済機能提供
タブレットのスクリーン越しにタッチ決済可能に
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