2025年12月19日14:46
クレジットカードをはじめとする決済サービスを提供するゼウスは、2025年12月18日に「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律(以下、「スマホソフトウェア競争促進法」、通称「スマホ法」)」が全面施行されたことに伴い、ゲームアプリやマンガアプリ、音楽や動画など定額課金アプリ向けの決済「アプリ外課金」の受付を開始した。

なお、12月18日~2026年6月18日の期間中に「アプリ外課金」のクレジットカード決済を申し込んだ事業者について、初期費用・月額費用・売上処理料0円、決済手数料3.5%のみのキャンペーン価格にて提供する取り組みを実施している。
2024年6月に「スマホソフトウェア競争促進法」が成立し、2025年12月18日に全面施行された。同施行により、アプリのプラットフォーム提供事業者に対して「アプリ内課金以外の支払手段を利用しないことをアプリ配信の条件とすること」や「アプリ内課金以外の支払手段の利用を妨げること」などが制限されたことで、アプリ事業者様はアプリ外で決済することが認められるようになり、決済手段を柔軟に選択できるようになった。このような背景から、同社では「ゲーム」「マンガ」「サブスク音楽・動画」「予約」などのアプリを提供する事業者に、デジタルコンテンツ向け決済「アプリ外課金」を提供することとした。
「アプリ外課金」とは、スマートフォンアプリ内で決済を行う課金方法ではなく、外部のWEBサイト上でアプリの機能やコンテンツを決済する課金方法だ。従来のアプリ内課金では一般的に15〜30%の手数料がかかるとされていたが、「アプリ外課金」では、事業者が独自に用意したWEBサイトで決済システムを自由に選択できるため、決済手数料を抑えることが可能となる。
「アプリ外課金」は、同社とのAPI連携により、事業者は「アプリ外課金」を行えるので、ユーザーがWEBサイトで購入したアイテムは即座にアプリ内へ反映させることが可能だ。














