2011年10月12日9:00
GoogleWalletやISISなど、スマートフォンNFC決済の話題で世界の決済業界は沸騰している。そんななか、欧州Visaはモバイルの個人間送金サービスを10月1日から銀行に提供すると発表した。
個人間送金が利用できる携帯はAndroid端末のみ。欧州Visaのネットワークに加盟している銀行は、Android携帯保有者にこのサービスを提供することができる。
初期バージョンは英語対応で、順次他の言語にも対応する予定。Visaクレジット、デビット、プリペイドカード番号か、Android端末番号をベースに送金できる。
受け手がこのサービスに登録していなくても、送金できるという。あとで登録する必要はあるだろうが。
この仕組みを開発したのはVisaとロンドン本社のモバイル決済会社Monitiseである。スマートフォン決済に欧州Visaは独自参入した。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。