カード会社や銀行向けにICカード受発注在庫管理システムを開発(凸版印刷)

2011年10月14日11:42

凸版印刷は、ICカードの受発注在庫管理システム「デイリスルー」を開発し、クレジットカード会社や銀行向けに2011年10月下旬から販売を開始すると発表した。

システムイメージ(出典:凸版印刷のプレスリリース)

近年、キャッシュカードやクレジットカードを提供する企業は、提携企業の増加や優良顧客の獲得拡大によって、取り扱うカードの券種が増加傾向にある。企業によっては、100種類以上の券種を取り扱うこともあり、発注作業や在庫管理に時間がかかっていた。また、カードと一緒に発送する封入物も、性別や年齢などの個人の特性に合わせて組み合わせを変えるため、在庫や組み合わせパターンの管理が煩雑化するといった課題があった。

デイリスルーは、ICカードを発行するクレジットカード会社や銀行が、ICカードの見積り依頼や発注申請、カード・封入物の在庫や封入パターンの管理をWebブラウザ上で行えるシステムである。インターネットを通じたASPで提供することにより、専用端末やシステムを開発することなく導入でき、開発費用の削減が可能となっている。また、デジタルデータでICカード・封入物の在庫情報や発注書を管理するため、確認時間や作業にかかるコストも削減できる。

ユーザ企業は、Webブラウザに発注数量やICチップの仕様を入力するだけで、見積り依頼や発注が可能だ。見積り情報や発注情報はデータ保管するため、再版時に発注書を作成する必要が無く、作業負荷を軽減できるという。

カード製造・発行工場は、カードや封入物などの在庫情報を毎日更新するが、あらかじめ設定した数量になるとアラートを表示するほか、過去の発注実績から在庫の推移を予測、在庫切れを防止する。また、ICカード発行時にICチップとカード情報を紐づけることにより、認定期限が近づいているICチップを使用しているカードを抽出可能だ。

また、個人ごとの特性に合わせた封入物のパターンを登録することにより、1,000パターンを越える封入物を管理できる。販売価格は、初期登録費が約50万円から、月額利用費が約25万円からとなる。凸版印刷では、2015年度末までに10社、約1億円の売り上げを目指す。

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