2012年1月25日16:25
大阪府箕面市は、2012年1月20日から、全国のコンビニエンスストアで同市へのふるさと納税「みんなの箕面の緑の寄附金」に寄付できるようになったと発表した。
これは、2011年12月26日付の地方自治法施行令の改正に伴い、全国で初めて民間に寄附金の収納を委託して実施するものである。寄附は、コンビニエンスストア内にある情報端末に申込番号を入力してレジで支払いが可能だ。また、自宅からネットバンキングを利用して寄附できるPay-easy(ペイジー)収納も併せて導入した。これによりクレジットカードがなくてもWeb上で寄附できる。1回あたり寄附金は、コンビニエンスストア収納が2万9,000円まで、Pay-easy(ペイジー)収納が999万9,000円までとなる。
システムは、コンビニエンスストア収納とPay-easy(ペイジー)収納どちらも、決済代行事業者のフューチャーコマースのインターネット収納サービス「F-REGI(エフレジ)公金支払い」を使用している。
箕面市は、コンビニエンスストアでの収納ができるよう、国に構造改革特区を申請するとともに、地方自治法施行令の見直しを求めてきた。今回の改正は、箕面市が求めてきた内容が認められたものである。箕面市のふるさと納税には、2009年4月開始当初から延べ216人、合計2,700万円を超える寄附があるという。