2012年2月29日18:40
三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)は、SMBCファイナンスサービス(FS)をセディナの完全子会社とした上で、集金代行業務、コンビニ収納代行業務、EC決済代行業務、ファクタリング業務などの決済代行事業をFSに集約すると発表した。
これにより、セディナがこれまでクレジットカード事業・信販事業とのシナジーにより培ってきた決済代行事業のノウハウやネットワークと、FSが三井住友銀行のグループ会社として銀行顧客基盤を中心に培ってきた最新のネット決済ノウハウやニーズ対応力を融合させ、より一層付加価値の高い商品・サービスを提供するという。
具体的には、セディナとFSの連携を強化し、事業集約のスピードを上げるため、セディナを株式交換完全親会社、FSを株式交換完全子会社とする株式交換を、2012年3月31日付で実施し、セディナとFSを親子関係とする。また、SMFGの決済代行事業の顧客窓口を一本化(ワンストップ化)することで、顧客サービスの向上に努めるべく、2012年10月を目処に、両社がそれぞれサービス提供を行っている「集金代行業務」「コンビニ収納代行業務」「ファクタリング業務」の営業について、FSへの集約を図る。さらに、2014年4月を目処にFSにて受け皿となるシステムを構築の上、セディナの決済代行事業にかかわるミドルバック業務をFSに集約し、合理化を図るという。