2012年8月23日18:33
みずほ情報総研は、2012年9月1日から、同社がクレジット・リース等の金融業界向けにオラクルのERP(統合基幹業務)パッケージ「Oracle E-Business Suite R12」を基盤に開発した「Oracle E-Business Suite R12 会計システム短期導入テンプレート」の提供を開始すると発表した。
同テンプレートには、みずほ情報総研独自の「業務フロー・セットアップ・テンプレート」を採用するほか、合計残高試算用や総勘定元帳、入出金関連帳票など、導入時に頻繁にアドオン開発される日本向けの帳票機能を搭載している。これらの機能を事前に搭載し提供することで、テンプレートを用いずに同様のソリューションを導入した場合と比較すると、同社試算で導入期間ならびにコストともに約20%削減するなど、導入の迅速化、追加開発の工数および開発費用の削減を実現できるという。同テンプレートはまた、「Oracle E-Business Suite」のセキュリティを基盤に、導入企業の要件に応じた柔軟なデータセキュリティを提供する。
なお、すでに「Oracle E-Business Suite」を導入済みの企業に対しては、同テンプレートとの連携を図り、シームレスな業務フローの確立を支援するという。