2012年10月29日16:53
電子マネー事業者のセブン・カードサービス、JR東日本、イオン、楽天Edy、NTTドコモ、ジェーシービーと、おサイフケータイ向けの非接触ICチップの開発とプラットフォーム運営を行うフェリカネットワークスは、おサイフケータイ電子マネーの啓発、利用者拡大へ向けた一体的な取り組みについて「電子マネー推進検討会」を開催し、協議してきた。同活動の一環として、2012年10月29日に電子マネー推進検討会Webページを開設。電子マネーに関わる事業者や関心のある事業者に向け、取り組み内容や電子マネーのマーケット情報などの配信を開始した。
電子マネー推進検討会では、おサイフケータイ電子マネーを日々の生活の中でより快適により多くの顧客に利用してもらうことを目的に、それぞれに利用者や利用場所の拡大の活動を行ってきた電子マネー事業者が一体となった活動を実施している。過去にも、電子マネー6社の共通コミュニケーションワード「かつてない、払い心地。」の展開や「RUN for WATER」における電子マネーチャリティーの推進、6社共同キャンペーンなどを実施している。6社では11月1日からも共同で「スマホでかざして 楽トクキャンペーン」を実施する予定だ。
おサイフケータイサービスは2004年にスタートしたが、携帯電話所有者の58%はおサイフケータイ対応の機種を所有しているという。また、電子マネー6社での総発行数は約1.8億。そのうちの約2割にあたる3,674万がおサイフケータイ電子マネー会員となっている。さらに、おサイフケータイ対応スマートフォン所有者のうち、3人に1人がおサイフケータイで電子マネーを利用しているそうだ。