2013年8月22日16:34
ぐるなび、Square(スクエア)、および三井住友カードは、全国のぐるなび加盟店のうち約1万店が利用する「ぐるなびPRO認証システム」の決済機能の強化を目的とした協業を開始すると発表した。
従来、ぐるなびPRO認証システム設置店舗がクレジットカードと電子マネー(一部を除く)での決済を受け付けるには、ぐるなびPRO認証システム対応のスマートデバイスと、クレジットカードおよび電子マネー決済用の専用端末がそれぞれ必要だった。今回の協業によりぐるなび加盟店はぐるなびPRO認証システム対応のスマートデバイスで、「ぐるなび」のポイントサービス利用に加え、クレジットカードや電子マネーの決済方法に対応することが可能となる。クレジットカード決済は2013年8月から、電子マネー決済は今年度中の開始を目途に検討するという。
現在、飲食業界においては、4割~5割がクレジット決済未導入、9割以上が電子マネー未導入であるという(ぐるなび調べ)。今回の協業により、まずは全国約13万7,000店の加盟飲食店に対し、ぐるなびPRO認証システムを利用したクレジットカード、電子マネー決済の導入提案を行う。
クレジット決済機能については、ぐるなびPRO認証システムのスマートフォンにインストールされたSquareのアプリから利用可能だ。Squareは、初期費用無料で、一回のクレジットカード取引につき決済金額の3.25%が必要となる。電子マネー決済機能は、ぐるなびと三井住友カードとの協業により、今年度中に機能追加を検討する。