2013年9月19日15:00
ヘイロー・ネットワーク・ジャパン(ヘイロー)は、GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)、ジェーシービー、三井住友カードの協力を得て、2013年9月19日から、ヘイローが世界の主要都市で展開しているスマートフォンを利用したタクシー配車支援アプリ「Hailo(ヘイロー)」にて、事前にクレジットカード情報を登録し配車依頼すると降車時に支払手続きが不要になる決済サービスを日本国内で開始したと発表した。まずは大阪の北港梅田ハイタク事業協同組合、ナニワ交通、仲川交通、オール大阪交通のタクシーでサービスを開始する。
スマートフォン用タクシー配車支援アプリ「Hailo」の利用者は、スマートフォンにアプリをダウンロードし、タクシーを利用したい時にアプリからタクシーを呼ぶだけで、契約しているタクシー会社の最寄りのタクシーが利用者の位置情報を確認し、迅速に迎車される。
利用者にとっては、電話でタクシーを呼ぶ際に場所を伝えるなどの煩わしさがなく、スムーズな手配が可能になる。さらに、今回の決済サービスにより、カード情報(JCB、AMEX、Diners、Visa、MasterCard)を事前登録することで、カードレス/サインレスでの利用が可能となる。ロンドンでは、同サービスにより、10%台であったタクシーでのクレジット利用率が60%台までアップしたという。
また、タクシー会社にとっても、迅速な配車が容易になりサービスが向上するとともに回転率が上がり、電話受付の人員が削減できるなど、運営コストが低減可能だ。
同サービスで取り扱い可能なクレジットカードのうち「JCB」「AMEX」「Diners」はジェーシービーが、「Visa」「Mastercard」は三井住友カードがそれぞれサービスを提供し、決済システムはGMO-PGが提供する。
同サービスは、今後日本国内の各都市で展開していく予定だ。利用者は、出張や旅行時にも各都市で共通のサービスを利用することが可能となります。また、海外へ渡航する際にもヘイローのサービス提供都市において、利用することができるという。そして、海外から訪日した利用者も、日本国内のヘイローのサービス提供都市で同サービスの利用が可能となる。
なおヘイローは、国際クレジットカードブランドとして8,000万超の会員基盤を持つジェーシービーと、日本国外での利用拡大についても検討しているという。