2013年12月3日12:07
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)とベンチャー投資・インキュベーション事業を行うGMO VenturePartners(GMO-VP)が共同で設立した、東南アジアの決済関連事業者を投資対象とする決済特化型Global Payment Fund投資事業組合へ、クレジットカード会社のクレディセゾンが参加した。なお、クレディセゾン等による参加により、同ファンド総額は15億円となった。
また、同ファンドは2013年12月3日付けで、投資案件第1号として、東南アジア初となる「複数キャリア対応のダイレクトキャリア課金決済サービス」提供会社であるCoda Payments PTE. LTD.に対し、総額US$2,300,000のSeries AファイナンスのリードインベスターとしてUS$1,000,000の出資を実施。今回の資金調達によりCoda Paymentsは、インドネシア周辺諸国への展開・大手キャリアとの提携加速・加盟店の更なる獲得などを予定しているそうだ。
同ファンドでは、東南アジアの今後の発展を踏まえて、決済事業者への投資を本格化していくとともに、GMO-PGがシンガポールやインドネシア、タイ、香港、台湾など、東南アジアや東アジアの国・地域を中心にサービスを展開している海外決済サービス「GMO-PG Global Payment」と密接に連携しながら投資先ネットワークを形成し、事業機会の創出を促進し、今後は1年間の期間限定で、幅広く決済関連事業者に参加を呼びかけ、30億円規模のファンドを目指している。
一方、クレディセゾンは、本格的な海外事業に向けて、成長著しい東南アジア圏内で急速に整備が進んでいる決済分野を足掛かりとして、現地ネットワークの拡充を図り、将来的には日本国内で培ったノウハウを活かしたカードビジネスをはじめ個品割賦やローンビジネスなどリテールファイナンス事業を展開していく方針だ。
GMO-PG・GMO-VPと、今回当ファンドへ参加したクレディセゾンの3社は、同ファンドを通じて決済関連ビジネスやノウハウを東南アジアへ展開し、事業連携を強化していく。また、GMOインターネットグループとクレディセゾンは、国内でのインターネット関連サービスや決済関連サービス事業でも連携していくという。
なお、GMO-PGでは今回の投資を機に、Coda Paymentsの東南アジア初の「複数キャリア対応のダイレクトキャリア課金決済サービス」との提携を通じ、海外決済サービス「GMO-PG Global Payment」において東南アジア地域のキャリア決済サービスを提供していくそうだ。
企業名 | 所在地 | HP | |
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