2014年4月14日11:00
デビット・クレジットの決済代行センターのシー・オー・シー(COC)は、VisaならびにMasterCardがグローバルに展開するNFC準拠の非接触決済サービス「Visa payWave」「MasterCard PayPass」に対応した決済端末「COC-MT VEGA5000S-NFC」を2014年4月10日より本格的に運用開始したと発表した。
COCは、大手小売チェーン全店を対象に「COC-MT VEGA5000S-NFC」の導入を進めるとともに、情報処理センターにおいて同端末で読み取ったNFC非接触決済のデータ通信処理サービスを開始した。
「COC-MT VEGA5000S-NFC」は、ネットアライブと共同開発。国内で初めてVisa、MasterCard両社のブランド認定を得た端末となっている。2013年末に大手小売チェーンストアでの採用が決定し、4月より各店に順次導入を開始し、年内には全店で運用を開始する予定だ。また、同社の情報処理センターにおいて、同端末で読み取った「Visa payWave」「MasterCard PayPass」のデータを通信処理するサービスも4月10日から本格的な運用を開始した。
同社では今後、従来の接触型カード対応端末にNFC対応を付加したハイブリッド型の端末の提供や、情報処理センターにおけるサービスの充実を図る方針だ。