2014年6月19日15:14
Visaは、2014 FIFA ワールドカップ ブラジルに関連する“Everywhere Travel Report(エブリウェアトラベルレポート)”を発表した。同レポートはクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードなどのVisaの商品を利用した旅行データや海外旅行者によるカード利用を分析している。
同調査によると、ブラジルへの旅行者が大会開催後4日間(2014年6月12日~15日)にVisaカードで支払った総額が2,700万米ドル(以後円換算1ドル=100円、27億円)に上ったそうだ。これはブラジル前年の同4日間と比べて73%の増加率であり、旅行者が約1,850万米ドル(約 18.5 億円)消費したFIFAコンフェデレーションズカップ2013の開催後4日間(2013年6月15日~18日)と比べて 47%の増加となった。
この4日間にブラジルでVisaカードを利用した支払い額が多かった国は米国、英国、フランス、メキシコの順となった。6月14日だけでもブラジルへの海外旅行者がVisaカードを利用した額は1,070万米ドル(10.7 億円)以上となり、この日が、2014年に1カ国で旅行者が利用した額が一番多い日となったそうだ。
ブラジルでの海外旅行者によるVisaカード利用額の65%は、上位10カ国の旅行者で占められている。特にオーストラリア(+675%)、コロンビア(+418%)、メキシコ(+204%)、イギリス(+101%)の4カ国は、前年の同4日間と比べて3桁の伸び率になったそうだ。