2014年7月28日9:00
モバイル送金のM-Pesaを展開するサファリコムは、送受金の窓口であるエージェントネットワークを、競合のキャリアにも開放すると発表した。
これによって、今まではサファリコムの利用者間だけの送受金だったが、利用者は携帯電話会社にしばられることなく送受金できるようになる。キャリアフリーである。
競合のエアテル(Airtel)とテレコムケニヤは独自送金サービスを提供していたが、M-Pesaとおなじ土俵で戦えるという意義は大きい。サファリコムのエージェントは今まで以上にコミッションを獲得できる。
サファリコムは2014年2月にエージェントネットワークの開放を決定。85,000件のエージェントが自由に他のキャリアと取引できるようにした。M-Pesaは2007年にスタートして以来1,810万人の利用者を獲得している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。