2014年11月17日9:00
Apple Payの発表から、にわかにトークンサービスに話題が集まりはじめている。カード番号を決済処理に使わず、カード番号に紐付いたトークンを発行し、このトークンを使って決済する。
よって、マーチャントにカード番号が残らず、ハッキングされてもカードを利用することができない。トークン化でいままでよりも安全なカード決済が可能になる。
カード番号をトークン化する処理は国際ブランドが担う。VisaやMasterCardはすでに対応していたが、Amexも11月3日にトークンサービスを開始したと発表した。
現在は米国のみのサービスだが、2015年には米国以外にも提供する予定だ。Apple Payへの対応だけでなく、アンドロイド端末にも対応するためHCEを使うための仕様を開発している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。