2015年8月11日12:43
LINEは、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」(iPhone/Android)に搭載するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」において、ユーザーがLINEスタンプを制作・販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」を対象に、クリエイターへの売上分配額の受け取り手段としてLINE Payが利用可能になるB to C送金機能を提供開始したと発表した。
「LINE Pay」は、LINEを通じてユーザー間での送金や、提携サービス・店舗での決済を行うことができるモバイル送金・決済サービス。2014年12月16日のソフトローンチ以降、各種キャンペーンや外部企業との連携、ECサイト・アプリの加盟店追加などを行っている。
今回、ユーザーがLINEスタンプを制作・販売できるプラットフォーム「LINE Creators Market」において、クリエイターが売り上げたスタンプの分配額をLINEから受け取る手段として、LINE Payが利用可能になるB to C送金機能を提供開始。クリエイターは、管理画面上で送金手段をLINE Payに設定することで、LINE Pay口座で売上分配額受け取れるようになる。これまで、LINEからクリエイターの売上分配額を金融機関口座に振込をする際には、一律540円(税込)の振込手数料が発生していたが、LINE Pay口座への振込は手数料が一切発生せず、無料で受け取ることができるそうだ。
なお、2015年10月31日までの期間限定で、送金手段にLINE Payを選択したクリエイターがLINE Pay口座から、銀行などの金融機関に出金をする際に発生する手数料(216円/税込)も無料になるキャンペーンを実施。クリエイターは振込手数料が一切無料で売上分配額を受け取ることができるという。