2015年8月11日12:54
エクシードは、パブリッククラウドを利用したPCI DSS準拠サービスを2015年8月11日より提供開始すると発表した。主な販売対象は、クレジットカード決済代行事業者などの、カード情報を取り扱う企業となる。
同サービスは、①PCI DSS取得支援コンサルティングサービス(新規提供サービス)、②PCI DSS準拠システム設計構築サービス(新規提供サービス)、③PCI DSS準拠セキュアマネージドサービス(2010年4月から提供)を組み合わせ、PCI DSSの取得支援から、Amazon Web Services(AWS)およびMicrosoft Azure上でのPCI DSS準拠システムの設計・構築、そしてPCI DSSに準拠したセキュアな運用まで、ワンストップでサービス提供するという。
同サービスを利用することにより、企業はパブリッククラウド上でPCI DSSに準拠したシステムを構築でき、クラウドサービスのメリットを活かした迅速な新規事業スタートおよび事業拡張が可能になるそうだ。さらに、システム構築後も、PCI DSSに準拠した運用やセキュリティ維持をエクシードに委託することで本来業務に集中し、運用負荷・コストも削減することができるという。
価格は、PCI DSS取得支援コンサルティングサービスのギャップ分析が120万円~、文書整備支援が30万円~、対策アドバイザリが45万円~、教育・研修が15万円~、脆弱性検査が20万円~、審査機関紹介が無償となる。PCI DSS準拠システム設計構築サービスは、AWSおよびAzure(現時点では海外データセンターのみ)を利用した、PCI DSSに準拠したシステム基盤の設計構築サービスとなるが、個別見積となる。また、PCI DSS準拠セキュアマネージドサービスの基本メニューが月額40万円~、オプションが16万円~となっている(すべて税抜き)。