2015年10月9日9:00
ソフトバンクがリードして米国のフィンテックベンチャーSoFi(ソフィ)へ10億ドル投資した。1,200億円だ。半端な額ではない。
リードと断ったのはソフトバンク1社ではなく、合計7社での投資だからである。
ソフィの設立は2011年、本拠はサンフランシスコだ。これまで調達した金額は7.7億ドル。そこに今回ラウンドEで10億ドルがプラスされた。
ソフィは学生ローンや住宅ローン、個人無担保ローンのおまとめサービスを仲介するマーケットプレイスの運営会社である。特に学生ローンのリファイナンスに強い。スピード審査と低金利が特長だ。
フィンテックではいま、融資サービスと仮想通貨に人気が集まっている。だが、リターンを得やすいのは融資サービスだ。そこにソフトバンクは目をつけた。