2015年10月14日14:21
STマイクロエレクトロニクスは、Entrust Datacard社のCard Validation Program(CVP)へ参加すると発表した。STは、同プログラムへの参加により、EMV対応セキュアICであるSTPayとDatacardパーソナライゼーション・ソリューションの互換性の検証を、導入前に実施できるようになる。
STがCVPプログラムに参加することで、銀行・公共交通機関等の決済アプリケーションに対するSTPayファミリのより迅速かつ容易な展開が可能になるという。同ソリューションには、Java/Multosオペレーティング・システムが含まれ、コンタクトモードおよびデュアル・インターフェースモードにおけるVisa、MasterCard、American Express、DiscoverもしくはJCB等の、幅広い決済アプリケーションをカバーする。最新のST31 ARM SC000プロセッサを搭載するSTPayファミリは、EMVCoおよびコモン・クライテリア EAL6+レベルに準拠するセキュリティ認証を取得しているそうだ。