2015年12月27日9:00
銀聯が中国モバイル決済市場の巻返しを狙っている。12月13日の日曜日、銀聯は、中国の銀行20行とスマートフォンメーカー、インターネット企業と合同でクイックパス(Quick Pass)の新バージョンを発表した。
クイックパスはNFC非接触決済だが、新バージョンは利用時にアプリを立上げなくてもいい。アプリ内決済も可能になった。セキュリティも強化している。
スマートフォンにアプリをダウンロードし設定する時間は30秒。決済時間はわずか2秒だという。すでに中国商工銀行は、マクドナルドやガソリンスタンドで5月から実証実験をはじめている。
クイックパスは現在Android端末だけに対応しているが、2016年初頭からはApple Payにも対応する。