2016年3月22日9:00
個人間モバイル送金決済の利用が広がっている。ベンモ(Venmo)やスクエアキャッシュ(Square Cash)、グーグルウォレット(Google Wallet)など。
これらフィンテックに押されぎみだった銀行が個人間P2P送金決済をスタートさせる。通常の銀行振込と違い、E-mailや携帯電話番号で送金できるのが特徴だ。
スタートするのはバンクオブアメリカとU.S.Bank。両行のモバイルバンキング利用者は合わせて2,200万人。自分の口座資金を、E-mailや携帯電話番号で相手の口座にリアルタイムで送金決済できるようになる。
受金者は決済通知を受取ると、デビットカードで支店やATMから現金を引出したり、ショッピングに利用できたりする。
このサービスはクリアエクスチェンジ(ckearXchange)が提供。クリアエクスチェンジはバンクオブアメリカ、キャピタルワン、U.S.Bank、ウェルズファーゴの出資で2011年に設立された。