API開放は金融革命のファンファーレ(API Economy)

2016年4月28日9:30

フィンテックは銀行の業務をうばう、とよくいわれる。
決済や送金、投資、融資。
フィンテックとよばれる分野と銀行の業務は、確かに一致する。
しかし、フィンテックが本当にうばっているのは、金融機関のサービスである。
情報通信技術の進歩により、莫大なコストをかけなくても 立派なサービスが構築できるようになった。
金融機関のサービスは、決して優位ではなくなりつつある。
銀行はいかにして生き残るか。
フィンテックはいかにして力を伸ばすか。
その鍵は、APIの開放が握っている。

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■チャネルはスマートフォンへ

クレジットカードや銀行口座、生命保険、融資。世にあふれる金融サービスはみな、生活をより便利にし、不安を拭い、豊かにしてくれる。精神面と金銭面から、生活する人々を支えるのが、金融サービスの役割だ。

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ただ、金融サービスへの不満は多い。 まずは申込み。煩雑で面倒な手続きが必要だ。せわしない日常に合間をみつけ、窓口へ赴き、必要書類に記入し、長い待ち時間を過ごし、対面の手続きを済ませてようやく、手続きが済む。時間も手間もとられる現行の手続きは、金融サービス申込みのハードルを上げている。

金融機関の負担も大きいだろう。本人確認や印鑑の照合、書類の保管など、ひとつの契約から生じる作業は膨大だ。人的コスト、事務コスト、管理コストはいかばかりか。 やっと手に入れた金融サービスも、使ってみると不満がつのる。引出すだけで高い手数料をとられたり、行きたいときには時間外だったりする。

そんな面倒が、根本から変わりつつある。スマートフォンの普及により、いつでもどこでも直感的にインターネットにつながる。カメラやGPSを使えば、これまでよりずっと簡単に手続きが終わる。アプリをインストールすれば、金融サービスがずっと身近になる。しかも手数料は割安だ。

かつての銀行では、駅前やオフィス街など、好立地に支店を開くことが重要だった。利用者の不満を受け、金融サービスのチャネルは、窓口からスマートフォンへと移りつつある。

■続きはNCBレポート2016年5月号で
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