2017年4月21日10:16
1回の調達で14億ドル(1,500億円)。調達したのはインドのEC事業者フリップカート(Flipkart)である。今回を含め13回のラウンドで総調達額は45.5億ドル。
投資したのは中国のテンセント(Tencent Holdings)やマイクロソフト、イーベイである。
チャットアプリをベースにするテンセントは、ECを軸にするアリババグループとの競争に勝つため、インドで成長著しいフリップカートに巨額投資した模様。
イーベイは今回5億ドルを投資。インドのイーベイとフリップカートを統合し、運営するという方針。フリップカートはイーベイの東南アジアビジネスの運営も引き受ける。
フリップカートは競合のスナップディール(Snapdeal)を買収するという噂があった。フリップカートはこのラウンドで時価総額が116億ドル。1兆円を超えたのである。