2017年7月10日20:32
三井住友カードは、2017年7月3日から、仙台市の受託事業として、訪日外国人の誘客および消費拡大を目的とした施策に取り組むことになったと発表した。
仙台市では今回、訪日外国人観光客に同市の魅力を発信することでより多くの誘客を図り、さらには商業施設とのタイアップによって消費拡大を目指した施策を推進するという。具体的には、訪日外国人向けに加盟店情報や観光情報等を発信する、三井住友カードのWEBメディア「JOURNEY of JAPAN」(JOJ)と、三井住友カードが主幹事を務めるアジア圏の相互サービス提供アライアンス「GlobePass(グローブパス)」などを活用して、訪日外国人の仙台市への誘客と消費拡大を目指す。
まず、仙台市の観光情報や、クレジットカードが使えるおすすめの店舗情報・優待情報を「JOJ」に掲載する。また、上記「JOJ」掲載店舗を対象に10月1日~12月25日のキャンペーン期間中、消費拡大キャンペーン「Enjoy shopping! Enjoy Sendai!」を実施する。
さらに、「GlobePass」を活用し、アジア圏のクレジットカードホルダーにむけて同施策の情報を発信し、海外の人気KOL(Key Opinion Leader)等を活用して、より多くの国や地域へ仙台市の魅力を発信するなど、海外に向けたプロモーションを行う。
そのほか、仙台市における外国人のクレジットカード利用者の利用動向、動線等の統計分析を実施し、新たな観光施策の創出を目指す。