2017年7月12日20:50
タイムズ24は、2017年8月1日から、仙台市交通局が発行するICカード乗車券「icsca」で、仙台市内に配備しているカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」の全車両を利用できるようにすると発表した。また、7月14日より仙台市地下鉄仙台駅に無人入会機を設置する。
「タイムズカープラス」は、2011年に仙台市にカーシェアリングステーションを開設し、現在は129カ所332台の車両を配備してサービスを展開しているという。2015年12月からは、仙台市地下鉄東西線の荒井駅で「icscaレール&カーシェア」を開始し、荒井駅前に設置しているタイムズカープラスの車両をicscaで施解錠できるようにした。
今回の取り組みでは、その対象を拡大し、仙台市内に設置されているすべてのタイムズカープラスの車両をicscaで施解錠できるようにした。icscaで施解錠するためには、タイムズカープラスとの連携が必要となるが、8月1日からは、その手続きも無人入会機で可能となる。
なお、同サービスの提供開始を記念して、8月1日から9月30日まで、タイムズカープラスの電子優待券や仙台市地下鉄のオリジナルグッズがもらえるキャンペーンを実施するという。
「タイムズカープラス」は、46都道府県に31車種、約1万8,000台を配備。タイムズ24では今後も、鉄道駅や空港など交通拠点へのステーション開設を積極的に進めるとともに、仙台市地下鉄をはじめとする、鉄道や航空などさまざまな公共交通機関との連携を推進していくそうだ。