2017年8月31日10:06
オリエントコーポレーション(オリコ)は、2017年8月30日、リクルートフォレントインシュアの発行済全株式を取得し、100%子会社化するべく、リクルートホールディングスとの間で株式譲渡契約を締結したと発表した。
なお、今回の株式取得は公正取引委員会の事前審査終了が前提となることから、取得に関する計画については、速やかに届出をする予定だ。
オリコは、2020 年を最終年度とする中期経営計画に掲げる「業容・収益の持続的成長」を推し進めるなか、家賃決済保証事業を含む「決済・保証事業」を、「個品割賦事業」「カード・融資事業」「銀行保証事業」に次ぐ、第4の基幹事業へと成長・確立させることを目指している。
特に家賃決済保証事業は、単身世帯の増加や民法改正等を背景に今後も持続的な成長が期待される分野であり、対象会社を子会社化することで、家賃決済保証事業におけるトップクラスの売上・市場シェア確保、業界に精通した人材の獲得、両社のシナジー創出等が図られ、同社「決済・保証事業」の飛躍的成長につながると判断したそうだ。