2017年8月31日17:42
Stripeは、2017年8月31日から、日本においてApple Payの対応を開始すると発表した。今回のApple Pay対応によって、世界で8,600万人以上のApple Payユーザーにリーチでき、新たな市場の拡大が可能となるそうだ。対応する通貨は130以上。
Stripeの導入企業は数行のコードを追加するだけでApple Pay経由での決済を日本円に加え、多通貨でも対応可能だ。これができるのは日本でStripeの導入企業のみだという。
利用者が指紋認証センサーのTouch IDを使ってApple Payを利用すると決済情報の他に配送先の住所などの情報もオンライン事業者に提供される。たとえば、食料品の即日配達サービスを運営するInstacartのユーザーは、Apple Payによる支払いで、58%もの注文時間を短縮化できたそうだ。
なお、Apple Payの取引の約4分の1は米国経由となっており、StripeのApple Pay対応開始により、米国の消費者に対し、これまで以上にリーチできるようになるという。