2017年9月14日9:00
シンガポールに本拠を構えるライドシェアリングのグラブ(Grab)は、個人間送金決済をはじめると発表した。
利用者はGrabPay Credit(グラブぺイクレジット)を家族や友人に送ったり、マーチャントの支払いに使ったりすることができる。
GrabPay口座の開設にあたっては、クレジットかデビットカードを登録する必要がある。
グラブによると、現金に依存している企業1,000社と提携し、GrabPayを受付けられるようにするという。食品やグッズ、サービスなどを提供しているリアル店舗だ。
グラブ利用者でライドシェアの支払いにGrabPayを利用している比率は75%を超える。日々モバイル決済を利用している人たちが多いので、個人間送金やマーチャント決済の抵抗はないとみている。