2017年10月24日17:13
ペイジェントは、新たな決済手段として「銀聯ネット決済」に対応し、提供を開始すると発表した。
「銀聯ネット決済」は、中国全土の各銀行が発行する銀聯カードを利用したEC決済サービスとなる。銀聯カードは、全世界160カ国・地域で店舗約4,000万店・ATM約220万台をカバーしており、2016年時点で世界発行枚数は60億枚・総取引金額は約1150兆円に到達した。
「銀聯ネット決済」を導入する加盟店は、ペイジェントが提供するクレジット決済(多通貨決済含む)と併用が可能で、中国向け越境ECや国内インバウンド旅行客向けのサービスなどで「銀聯ネット決済」を利用できる。
「銀聯ネット決済」の特徴として、日本円のまま決済を行うため為替リスクがない(中国銀聯側で中国の通貨である人民元に換算して処理を行う)ことが挙げられる。また、他決済手段と同じく単一の接続インターフェース(モジュールタイプ)・管理画面で利用できるという。