2017年11月1日18:03
トッパンフォームズおよびそのグループ会社で機器販売・保守やBPOサービス、総合人材サービスを展開するジェイ エスキューブは、BPO主要拠点であるトッパンフォームズの日野センターとジェイエスキューブの新宿センターを、ペイメントカードの国際的セキュリティ基準「PCI DSS」に準拠させることを発表した。PCI DSS基準に準拠した環境構築は2018年3月に完了する予定だ。
日野センターおよび新宿センターでは、PCI DSS準拠した専用エリアを新たに構築することにより、高セキュリティなPCI DSS準拠の専用エリアでクレジットカード番号が記載された帳票(原票)からのデータ入力・電子化などの一連の処理が可能になる。
これにより加盟店におけるクレジットカード情報の非保持化と業務負荷の軽減、運用管理コストの低減を支援するという。また両社センターがPCI DSSに準拠することにより、業務量に応じた拠点間の分散処理や不測の事態が発生した際のBCP対応などが可能になる。
両社では、決済代行業者や公共料金、クレジットカード払いのサービスを提供する加盟店を中心とした新規需要の取り込みに注力し、100社の採用を目指す。またすでに受託しているクレジットカード番号を取り扱う業務の運用についてもPCI DSSに準拠した環境へと移行し、高いセキュリティ環境での運用を続けていく方針だ。