2017年11月27日7:00
IDEMIAは、このほど「MOTION CODE(モーション・コード)」暗号の導入が従来以上に迅速化し、銀行(イシュア)は市場投入期間を短縮して、独自決済ソリューションを即座に消費者へ提供できるようになったと発表した。
具体的に、Visaの「dCVV2」仕様に基づくMOTION CODEはシステムのアップグレードが必要なくなるため、カード発行会社は動的決済カードをスムーズに導入することができるようになるそうだ。これにより、オンライン決済など「CNP(Card Not Present)」決済のセキュリティの確保に当たり、IDEMIAのMOTION CODE決済カードの導入が促進されるとした。
MOTION CODEは、動的なセキュリティコード(動的CVV2)により、CNP決済の不正を減少させ、カード所有者やEC加盟店は通常の取引同様に処理が可能だ。また、カード発行会社は古いコードを識別して取引を拒否できる。