dポイントクラブをリニューアル、回線契約の有無にかかわらない「会員基盤」へ(ドコモ)

2018年4月17日17:33

NTTドコモは、2018年5月1日に会員プログラム「dポイントクラブ」をリニューアルし、携帯電話の契約者に代わり「dポイントクラブ」の「会員基盤」を軸とした事業運営を推進すると発表した。

具体的な取り組みとして、携帯電話の回線契約の有無にかかわらずdポイントを会員である家族間で共有できる「ポイント共有グループ」を新設する。これにより、ドコモの回線契約者以外が家族にいる場合でも、家族と共有グループを組んでdポイントをまとめて利用できるようになる。

ポイント共有グループ」の新設(左)や「ずっとドコモ割プラス」の提供を開始する(右)(ドコモ)

ドコモでは、これまで携帯電話の回線契約をベースに、ドコモ光やdカード、各種サービスを契約してもらっていたが、2013年11月に導入したdocomo ID(現在の「dアカウント」)により、回線契約を持たない人もdマーケット等のサービスを利用できるようになった。また、回線契約にかかわらず登録できる「dポイントクラブ」は、2015年12月の開始以降、会員数は約6,500万人となった。こうした「会員」をベースとした事業運営の基盤が整ったことから、今後はdポイントクラブの「会員」を基盤としたお客さまへの価値提供を強化していくという。

なお、「dポイントクラブ」の特典として、2017年10月に発表した「プラチナクーポン」や、ドコモの携帯電話を長期に利用している人向けの、料金割引かdポイント進呈かのいずれかを選べる「ずっとドコモ割プラス」の提供を同日より開始する。

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