2018年5月9日18:00
クロス・コミュニケーションは、ニッセン・クレジットサービスより、クレジットカードの利用明細を管理するスマートフォンアプリ「ニッセン・クレジットサービス アプリ」を受託・開発したと発表した。
同社は、「ニッセン・クレジットサービス アプリ」アプリの開発、インフラ基盤構築、デザインを担当。特に、端末の機能と組み合わせてアプリを動作させることができるネイティブアプリの特色を活かし、指紋認証機能をはじめ操作性を追求したという。
デザインに関しては、たとえば一定額以上のカード利用でTポイントが2倍になるカード特典を、その達成度合に応じて画像が動く仕掛けを用意した。また、月ごとの利用金額を表示する画面ではグラフ表示に動きをつけるなどといった工夫を行ったとしている。
開発手法では、既存の基幹システムと連携をしなくてもアプリの表示に必要な情報を保持できる、 ウェブスクレイピング機能を採用。表示スピードが安定するようにアプリ側では無く、サーバ側にスクレイピング機能を集約したそうだ。基幹側の改修におけるコストの削減やリスクを軽減し、またAPIの開発を必要とせずにネイティブアプリとしての提供が可能だ。さらに、ユーザー一人ひとりに独自に端末IDを割り振り、ユーザーの状態に適したプッシュ配信ができる仕組み作りを構築。One to Oneの配信が可能となる。