2018年12月21日17:30
藤沢商工会議所、鎌倉商工会議所、ネットスターズ、NTT東日本は、国内外の観光客の受入環境整備や店舗・施設の生産性向上等を通じた観光振興および地域経済の活性化を目的に、藤沢・鎌倉エリア内の店舗・施設にキャッシュレス決済サービスやWi-Fi等のICTインフラの導入を推進することで、藤沢・鎌倉エリアにおける「キャッシュレスシティ」の実現を各社が連携して図っていくと発表した。
4者では、日本で初めてとなる「キャッシュレスシティ実現に向けた取り組み協定」を締結。国内外の観光客が多く訪れ、キャッシュレス化のニーズが高い藤沢・鎌倉エリアにおいて、藤沢商工会議所、鎌倉商工会議所、ネットスターズ、NTT東日本は、観光客の利便性向上、および店舗・施設従業員の生産性向上を図るため、藤沢、鎌倉エリアのキャッシュレスシティ実現に向けた協定を締結し、連携して取り組むこととなった。
具体的には、藤沢、鎌倉商工会議所の各会員等へのキャッシュレス決済サービスおよびWi-Fi等通信サービスの導入提案を行う。また、QRコード(WeChat Pay、Alipay、LINE Pay)、クレジットカード等のペイメントカード(Visa、Mastercard、銀聯)、電子マネー(交通系IC、nanaco、WAON、楽天Edy、iD)によるキャッシュレス決済サービスを特別条件で各会員等に提供するそうだ。
さらに、4者で連携しながら藤沢・鎌倉キャッシュレスシティの広報活動を行い、国内外の観光客の認知向上を図り、藤沢、鎌倉エリア全体の地域活性化を図るという。
専用端末として、希望する会員等に向けて「StarPay」、およびキャッシュレス決済に必要な専用端末等を提供する。QRコード決済に対応した専用端末を希望する場合は、ネットスターズより「Sunmi V1S」、また、QRコード決済に加えクレジットカード、電子マネーに対応した専用端末を希望する場合は、NTTデータより「CAFIS Arch」を提供するそうだ。