2019年1月25日15:30
共同印刷と三菱UFJニコスはこのほど、法人向けプリペイドカード発行などの業務で提携、2019年9月を目処に同サービスの提供を開始すると発表した。
今回の業務提携では、国内外を問わず、さまざまな加盟店における事業経費の支払いに利用できる「法人向けプリペイドカード」事業を展開する。新カードは、導入企業の管理者が予めカードに入金(チャージ)し、その範囲内で従業員が利用できる前払い式の法人カードとなる。会計ソフトや経費精算ソフトとの連携による経費処理の効率化に加え、従業員による経費の「使いすぎ」などの防止、「立て替え」の削減も可能となる。
共同印刷と三菱UFJニコスは、2018年4月から6月までFINOLAB (フィノラボ)において、法人向けプリペイドカードに関する実証実験を参加企業と共同で実施した。その結果、B to B決済市場でのプリペイドカードの利用ニーズが今後一層見込まれると判断し、今回の業務提携に至った。
なお、新カードは会員募集やカード発行、残高管理、会員からの照会業務などを共同印刷が担い、売上請求や国際ブランドとの精算業務などを三菱UFJニコスが受託する。