2010年10月26日9:00
米プリペイドカード発行会社のメタフィナンシャルグループは、OTS(貯蓄金融機関監督局)から業務改善命令を受けた。
メタはプリペイドカードにマイクロファイナンスをつけたアイアドバンス(iAdvance)という商品を開発。税金サービス業やサブプライム向けの事業者などを対象に提携カードを発行していた。
しかし、メタがクレジットラインを設定するという新規ビジネスには許可をとる必要があったが、それを怠っていた。
税金サービス業との提携では、所得税の還付をあてにしたローン契約などを結んでいた。
規則や規制を守らないと業務改善命令というイエローカードがでる。メタの株価はこの命令によって、一気に33%ダウンした。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。