2019年5月24日8:00
カンムは、運営するVisaプリペイドカード「バンドルカード」の新テレビCMを2019年5月25日より全国でオンエアする。CMキャラクターには、タレントのベッキーさんを起用しているが、5月23日には発表会を開催した。
バンドルカードは130万ダウンロード突破
CM発表会では、まずカンム 取締役 最高執行責任者(COO)知久翼氏が同社の概要と「バンドルカード」について説明した。カンムは、2011年に創業し、クレジットカード加盟店への送客サービスなどを経て、2016年にオリエントコーポレーションと連携してVisaプリペイドカード「バンドルカード」を開始している。2018年にはフリークアウト・ホールディングスと包括的資本提携を締結。同年4月には、後払いサービスの「ポチっとチャージ」をリリースした。現在、カンムは23名の社員がサービスを運営しているが、「技術とデザインの力で、個が金融にアクセスしやすくなる」世界を目指しているそうだ。
近年、EC市場が伸びており、カード払いの成長も続いている。その一方で、クレジットカードを持たない方が増えており、クレジットカード審査通過率の低下も見受けられる。消費者の中には、“クレジットカードは怖い”と感じている人もいるとした。カンムの「バンドルカード」は、①すぐにつくれる、②すぐにつかえる、③すぐに確認できる、という3つが特徴となっている。消費者は、アプリをインストールし、生年月日と電話番号を入力すると、すぐにカードを発行できる。また、後払いのポチっとチャージを利用すれば、すぐに買い物が可能だ。さらに、決済後はプッシュ通知により、決済金額を確認できる。
現在、バンドルカードは、130万ダウンロードを突破。ユーザーは男性が多く、20代、30代を合わせると全体の50%強の利用を占める。知久氏は、ベッキーさんを起用したテレビCMは、「ダウンロードのさらなる加速、認知度の向上」を目的としたものであるとした。
ベッキーさんがダンディ坂野さんに扮する?
なお、テレビCMは、バンドルカードの特長である「1分で発行、3分で決済」をアピールし、アプリのダウンロードを強く訴求している。CMでは、ベッキーさんが、 同事務所のお笑い芸人 ダンディ坂野さんに扮して「ゲッツ!」や「お久しブリーフ」という定番ネタを交えながら「ソッコーでつくれるカード」というバンドルカードの特徴を表現している。
発表会では、ベッキーさんが、バンドルカードの売りである「1分で発行!」にチャレンジした。ベッキーさんは、「簡単だし、短時間だし、カードを作るときは審査などがありますが、素晴らしいシステムだなと思いました」と印象を語った。そのうえで、「ありそうでなかった画期的なサービスなのでぜひ皆さんも使ってみてください」とPRした。