2010年11月08日13:24
ジャックスは、ビジュアルリサーチと11月3日付で業務提携し、両社で共同開発した家賃保証業務の新商品「Viccs-Rent(ヴィックスレント)」を11 月8日からビジュアルリサーチ社の賃貸管理システムを導入する不動産管理会社を中心に販売することで合意したと発表した。両社ではViccs-Rentによる保証委託契約数として初年度1万件を見込んでいる。
ビジュアルリサーチ社は、不動産管理会社向けにシステム事業、インターネット・ソリューション事業、ファイナンス事業などを提供しており、賃貸管理システムでは、全国850社超(10月現在)の導入実績を誇る。
今回、販売を開始するViccs-Rentは、連帯保証人を必要としないうえ最大24カ月の家賃保証を付帯させた不動産管理会社向けのシステムソリューション。入居者に保証委託料と事務手数料を負担してもらうことで連帯保証人を不要とし、毎月の賃料などの集金業務はもちろん、最大24カ月の賃料保証と長期延滞時の物件明け渡しに関する各種法的費用などを上限200万円まで保証する。通常、ジャックスが提供する家賃保証商品を導入する不動産管理会社は、個別に家賃請求データの作成および送信を行う必要があるため、システム改修などのコストを負担しなければならないが、今回のビジュアルリサーチ社との業務提携により、コストゼロで同データの作成および送信が可能となる。