2019年9月11日12:00
JapanTaxiは、タクシー後部座席に搭載されるセルフレジ型マルチ端末「決済機付きタブレット」の全国での稼働が1万台を突破したと発表した。さらに新たな決済手段として、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)の提供する、国際標準規格のType A/Bによる非接触IC決済サービス「Visaのタッチ決済」に対応すると発表した。現在タクシー車両約500台で行っている実証実験から規模を拡大し、今秋より本格的に全国の『決済機付きタブレット』にて対応開始予定だ。タクシー車載決済機での「Visaのタッチ決済」対応は日本初となるそうだ。
JapanTaxiでは、タクシーのキャッシュレス化を進めるべく、2017年より、利用者自身で決済処理を行う後部座席設置型タブレット「JapanTaxiタブレット」を展開。QRコード決済に対応する『広告タブレット』と、カードや交通系ICなど複数決済に対応する『決済機付きタブレット』の2種類を展開している。「JapanTaxi タブレット」は、全国12都市(北海道・東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・愛知県・石川県・富山県・京都府・大阪府・兵庫県・福岡県)のタクシー車両で稼働しており、9月末には約2万台となる見込みだ。
また、「Visaのタッチ決済」は、現在、5都市(東京都・神奈川県・京都府・大阪府・兵庫県)の『決済機付きタブレット』搭載車両の一部にて、実証実験を行っており、今秋より全国対応開始予定だ。「Visaのタッチ決済」対応の『決済機付きタブレット』は、テンキー上液晶画面上部に「Visaのタッチ決済」マークのシールが貼付されている。
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ペイメントナビ編集部
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