2019年10月30日13:40
ソフトバンクグループとソフトバンク、およびヤフーの3社が共同出資するPayPayは、「PayPay」の加盟店申し込み受付から利用開始まで、即日で完了させることができる加盟店申込支援ツール「PayPayスマートスタート」の利用を全国で開始した。営業担当者が店舗を訪問し、店舗に関する申込情報をその場で同ツールに登録することによって、これまで約1週間かかっていた「PayPay」の利用開始までの時間を1日に短縮することができるという。2019年9月から、東京や名古屋など一部の地域で試験導入し、10月から全国各営業拠点の営業担当者が順次利用を開始している。なお、加盟店の申込情報を即時審査し、加盟店が「PayPay」を利用開始できるようにQRコードと加盟店情報の紐付けを行う仕組みを開発し、特許を出願した。
「PayPayスマートスタート」により、加盟店は担当営業が訪問したその日のうちにPayPayでの決済を導入できる。さらに、加盟店が「PayPay」での決済や取引情報、加盟店情報の管理などを行う加盟店向け決済管理ツール「PayPay for Business」の初期設定について、担当営業が加盟店に情報をヒアリングしながら設定のサポートを行うことができるため、「PayPay」の利用開始に伴う負担を軽減することができ、導入ハードルを下げることができるとしている。
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ペイメントナビ編集部
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