2020年5月21日11:17
BEENOSの連結子会社で、 越境ECをサポートする代理購入サービス「Buyee(バイイー) 」を運営するtensoは、 ピクシブが運営する創作のためのマーケットプレイス「BOOTH(ブース)」の海外向け販売をサポートすると発表した。
tensoは、「転送コム」(海外転送サービス)と「Buyee」(代理購入サービス)の2つのサービスを展開している。 「転送コム」はECサイトの代わりに海外発送オペレーション、多言語カスタマーサポートを、「Buyee」ではそれに加えて翻訳、決済代行を行っている。
「BOOTH(ブース)」は、クリエイターが販売している作品やグッズを購入することができる、創作のためのマーケットプレイスとなる。BOOTHでは、近年のpixivの海外ユーザーの増加に伴い、海外からのアクセスや購入も増加している。今後、こうした海外の利用者の購入利便性を向上させるため、BOOTHとtensoが運営する海外向け代理購入サービス「Buyee」がシステム連携し、BOOTHサイト上に新たに「Buyeeカート」を開設する。
同連携では、海外の利用者がBOOTHにアクセスした時に、サイト上にBuyeeのカートに追加するボタンが出現する。Buyee上で決済手続きをしてもらうことにより、利用者は、決済手続きに関する説明言語を日本語・英語・中国語(繁体・簡体)・インドネシア語・タイ語・韓国語・スペイン語・ドイツ語・ロシア語など計10言語から選択することができる。また、PayPal、Alipay、銀聯クレジットカードといった決済方法も利用することが可能だ。さらに、Buyeeが海外発送手続きや多言語での利用者の問い合わせサポートなどを行うそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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