2020年6月3日12:45
フルタイムシステムは、フルタイムロッカー(宅配ボックス・宅配ロッカー)のシステムをカスタマイズして小売店・食品スーパー向けのピックアップ専用ロッカーとして開発し、本格的に販売を開始した。非対面、非接触での買い物ができることから、感染防止を図る手段の1つとして、店舗と利用者への安心・安全な環境をサポートするという。事前にネットスーパー等で購入した商品を、店頭をはじめ所定のエリアに設置されたロッカーで、いつでも好きな時間に受取が可能だ。冷蔵、常温など店舗のニーズに合わせた環境設定ができる。
フルタイムシステムでは、以前より、フルタイムロッカーのシステムを改修し、駅や空港、店舗向けにピックアップロッカーを提供している。無人化、自動化により素早く荷物をピックアップできるという。
スマートピックアップロッカーによる商品の受け渡し方法は、①商品を注文、購入手続き(アプリ・ネットスーパー等)、②注文を受けた店側が商品をロッカーへ預入、③店側が購入者に入庫を通知(メール、SNS等)、④購入者がロッカーにQRコード等をかざす、⑤商品を受取(好きな時間に受取可能)、という流れとなる。
フルタイムシステムのスマートピックアップロッカーはコンピュータ式ネットワーク管理タイプとなる。ECサイトやアプリ、各社が提供するプラットフォームとシステム連携することも可能であり、ロッカー単独で購入品の受取対応も可能だ。また、ロッカーの空き状況をWEBで確認することができるため、店側の管理で大きな負担がかかることはなく、履歴が残るシステムとなり、24時間無人での受渡しが可能だ。
同社が提供するスマートピックアップロッカーは、ジーエルシーが提供する「Bopis Cloud」とシステム連携し、都内のスーパーマーケットにサービスを提供した実績がある。
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ペイメントナビ編集部
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