2020年6月12日7:00
アイリッジが提供する顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」は、新生銀行およびアプラスが提供するネオバンク・プラットフォーム「BANKIT」(バンキット)内のサービスパーツに採用されたと発表した。またFANSHIPサービスパーツ導入第1号として、2020年4月に提供を開始したショールーム用のアプリ「BANKITアプリ」(運営:アプラス)に搭載された。
BANKITは、金融・決済事業へ参入する事業会社に対し、資金移動業の登録があるアプラスが事業主体となり、新生銀行グループが有する決済、為替および与信機能などの金融サービスを提供するプラットフォームとなる。BANKITの機能・サービスはスマートフォンアプリやAPI連携を通じてカフェテリア形式で提供され、パートナー企業は、金融ライセンス取得などにかかる手間や費用をかけず、パートナー企業の利用者に対して、金融サービスを提供することが可能になる。
今回、顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」は、カフェテリア形式で利用できるサービスパーツの1つとして採用されており、位置情報等を活用した効果的なクーポン配信やプッシュ通知、集客や店内回遊の促進など、パートナー企業が保有するさまざまなデータと組み合わせた分析や施策などを中心に、顧客のロイヤリティ向上のためのマーケティング機能を提供する。
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ペイメントナビ編集部
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