2020年6月25日7:00
アイリッジの連結子会社でフィンテック事業を展開するフィノバレーのデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用した、千葉県木更津市を対象とするデジタル地域通貨「アクアコイン」(運営:君津信用組合)は、2020年7月中旬より、「飲食店応援プロジェクト『きさ食PON(クーポン)』」の決済に対応する 。
「飲食店応援プロジェクト『きさ食PON(クーポン)』」は、デジタル地域通貨「アクアコイン」で購入すると購入額の20%がポイントとして付与される先払いクーポンを通じて飲食店への先払いを促進することで、新型コロナウイルス感染症における緊急事態宣言解除後も売上減少が続く飲食店を支援するものだ。木更津市内で飲食の提供を主な事業として営んでいる店舗で、アクアコインに加盟している店舗および新規に加盟する店舗のうち、希望する店舗を対象に実施する。
プロジェクトに参加する各加盟店のクーポン情報はWebサイトや冊子、チラシなどに掲載され、利用者がクーポンの二次元コードを通じて購入すると、売上分のコインが即時に各加盟店に送付される。2020年7月中旬の販売開始を予定しており、2カ月間の販売を予定する(販売総額が1,500万円に達した場合は期間内でも終了)。購入可能額は、1人1店舗あたり3万円までとなる。
クーポンの利用期限は購入から6カ月間となっており、加盟店は入金を速やかに受け取りながら、短期間での利用集中による感染拡大を回避できるようになっている。
利用者は購入したクーポン画面を購入先の加盟店で提示することで利用できる。また、クーポン購入後に還元されるアクアポイントは付与後1年間、全加盟店(飲食店以外も含む)で利用可能だ。購入後の画面では購入先店舗への応援メッセージを送れ、売上に貢献するだけでなく支援の気持ちも届けることができる。
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ペイメントナビ編集部
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